京都のこと〜1日目〜

 京都へ行って1日目に若干の文章を書き残してからというもの、全くもって書き留めることも振り返ることもしなかった。ゆえに、忘れっぽい (というか思い出すことが苦手) ぼくは、ほとんどの記憶がすでに消えてしまっている。しかし、写真は残っているということで、手を抜き乱暴に振り返ることにする。
 初日は新幹線で向かった。当日になっても何時の電車に乗るかも決めないで、自分でも今日本当に京都へ行くのだろうかと思っていた。なんとなくで京都へ着くと早速ロッカーを探した。けれど、時刻は正午近くで既に大半のロッカーに空きはなく少し焦る。どうしようかと彷徨うこと数十分、ようやく地下鉄烏丸線の通路脇のロッカーを発見して無事荷物を預けることに成功。KBSホール最寄りの駅に到着し、地上へ出るとシャムキャッツのトートバッグを肩にかけたギャルがいた。いつもの場所へ来たような気持ちになりながら、その子が向かった方向へひたすら直進して会場に到着。

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 列に並びリストバンドと交換して中に入ると、Nicoの「These Days」が流れていた。HomecomingsのラジオのOPに使われていて馴染みのあるこの曲が、実はホムカミの出囃子だったとは知らず。自分が初めてライブハウスでホムカミのライブを観るということを実感した。新しいアルバム(日本語詩)が出たことによって自分の中でのホムカミとの距離が縮まり、そのの中で一番好きな「SMOKE」が聴けてよかった。そして「song birds」が流れた時に感じる不思議な安心感は、もしかしたら、まだホムカミといえば英語詩というイメージが自分の中にあるのかもしれない。
 お昼は同志社大学の学食で食べた。休日で学生はそれほど多くないものの、親子で見学に来たであろう高校生が結構いた。100円程でお椀におかずやスイーツが入っていて(いももちやチョコレートケーキなんかもあった)、それぞれ好きにとってカスタマイズできるスタイルだった。担々麺とフルーツヨーグルトを食べた。同志社の校舎は見た目も綺麗で、たとえ今と生活が変わらなくても通う校舎が違えば、今とは精神的な何かが違っていたかもしれないと思い羨んだ。高校生が大学生を羨むように。
 そのあとはホールに戻った。踊ってばかりの国からは衝動を、ミツメからは安心を感じた。夜まで時間があったので鴨川沿いを散歩した。

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 ラジオで福富くんがオススメしていたキッチン宝に出向くが、やっていなかった。

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 またホールに戻りこの日の最後にラッキーオールドサンを観た。”ああ、ここがおれの居場所だ” そんなことを思わずにはいられなかった。それは自分だけの場所という意味ではなく、同じ空間であの二人の歌を染み入るように聴いて、篠原くんの音量の小さいMCにニヤニヤしながら、ナナさんの優しいツッコミで思わず笑ってしまう。そんな一体感というか空気感が大好きだ。ミッドナイトバスで思わず泣いてしまっている女性もいた。
 京都駅に戻り荷物を取り、宿近くのコンビニで飯を買って帰った。泊まるところは民宿でごくごく普通のアパートだった。気持ち少し整えられている感じはしたものの、お風呂場やキッチンは年季が入っているようだった。ただ、ベッドは綺麗だったので安心して眠りにつくことができた。