ラァカァンロォゥル

 毎日がうだつの上がらない日々であって、今こうして生きている意味がさっぱりわからなくなっている。何にも手につかないどころか手を出すことさえも難しい。やらなければいけないことがあるのにモチベーションがどんどんと下がってゆく。昨日は久しぶりに本でも読もうかとコメダ珈琲に行ってみたけれど、3行読むのに10分もかかっていて気が付くと涙が滲んでいた。AはBである、BはCである、ゆえにAはCであるという簡単な論理も飲み込めないほどに頭が働かなくて「ああ、おれマジでやばいんだな」と感じた。ここ何年か寂しさを抱え込んで暮らしていて、もうダメだと思うことは山ほどある。それがずっと連続していて、今はその寂しさのグラデーションのかなり濃ゆいところにいる。
 17時半頃にタワレコに着いた時にはもう人がたくさんいた。始まる時間になるとスペースには入りきらないほどになった。待ち時間はずっと天井を見上げていた。ライブは全部で5,6曲やってくれて、今日は二人で弾き語りをするのが初めてだからカバーの準備をしてきましたと言って、平賀さち枝さんの選曲でくるりの『ロックンロール』が歌われた。その瞬間に溺れそうになった。なぜなら今日の玄関から出る1歩目と同時に流した曲が『ロックンロール』だったからだ。ああ、こんなことはあってはいけないことだと思いながら気が付いたら涙が溢れそうになっていた。誰も見てやしないのにコンタクトがずれたことを装ってそっと拭った。そのあとの畳野さん選曲の『ひこうき雲』もとてもよかった。平賀さち枝とホームカミングスの中では『ヴィレッジ・ファーマシー』が好きだ。最近知ったサニーデイの『江ノ島』と重ねて好きだ。女性の声はどんなに弱っていても浸みてくる。
 帰りに日暮里から歩いて上野まで行った。オードリーのオールナイトを聴きながら上野公園を歩いていた。人は全然いなくて静かだった。でもたまにすれ違うと皆んな恋人同士でちょっと惨めに感じてしまった。ただ足を前に運んでいるだけでは人生は決して前には進まないんだということを認識した。


Homecomings ヴィレッジ ファーマシー(studio live)


Homecomings - 江ノ島(サニーデイ・サービス cover)

氷のようにすーっと溶けられたらなあと思う。生きるんだ生きるんだと自分に言い聞かせることが日に日に増えている。苦しいですね。


くるり - ロックンロール (LIVE)