ミルチス

タワレコに置いてある本をパラパラ見ていたらミスチルに半ページ程触れていてこう書いてあった。「『BOLORO』以降の楽曲で聴くに値するものがないということはいうまでもない」と。そして妙に納得した。ミスチルしか聴いていなかった当時では考えられないことだろう。どの曲もいいと思って、毎日毎日繰り返し聴き続けていたことが今では信じられないくらいだ。今でも多くの音楽を聴いているわけではない。ただその時と比べたら多少は音楽を知っていると思う。その身として、ミスチルのポップソングは肌に合わないと"今は"感じてしまう。だから聴くとしたら90年代の曲。特に好きなのが『ありふれたLove Story』『雨のち晴れ』など。ありふれた〜に関しては、シャムキャッツの夏目くんがこの曲がいいんだよねと2回程発言していて、改めて聞いてみたら好きになった。ちなみに、これが収録されているアルバム『深海』を出した頃は桜井さんが病んでいたみたいで、その時取材していたライターの人たちが揃ってラジオで深刻そうにそのような旨の発言をしていたので、最近になって本当だったんだと知った。おそらくアルバムを出した直後であろう、テレビで披露した動画を見たことがあるけれど、驚くほど目が死んでいた。そのせいなのか、この頃の曲はとても暗い。だがそれがいい。そしてシャムキャッツ絡みでいうと、菅原さんが初めて買ったシングルが『ニシエヒガシエ』だったり、ラジオでミスチルの名前を出していたりする。その辺りのバンドでわざわざミスチルの名前を出すのは珍しいというか聞いたことがない。対照的にスピッツはよく聞く気がする。